膝にサポーターをつけてスポーツをしている人をよく見かけますが、効果の程はいかがでしょうか?膝の痛みはマシになっていますでしょうか?全力で動けていますでしょうか?なんとなくサポーターをつけている方、サポーターの効果をあまり感じていない方、サポーターの装着を検討している方に読んで頂きたいと思います。

膝の痛みに対してサポーターをつけて効果があったのか

ダンスをしている女性で、病院で変形性膝関節症の診断を受けて、痛み止めとサポーターを処方されました。病院には月に1度、痛み止めをもらいに行っていました。整骨院や鍼灸院にも通われましたが、膝の痛みはおさまりませんでした。整骨院や鍼灸院での治療はほとんどマッサージでした。

治療に通っていた期間は6ヵ月です。

サポーターは家にいる時以外は装着しており、サポーターを外すと痛みが強くなりそうという恐怖心で、常に装着されていました。サポーターをつけてダンスの練習をしていましたが、膝の痛みが強くなり、歩くのも困難に。痛み止めとサポーターの装着、マッサージでは効果が出ていませんでした。

サポーターを外す前後での膝の痛みの変化

サポーターを外していただき、膝への負担が少なくなるように施術を行い、自宅で行う運動をお伝えしました。その日は足を引きずって来られましたが、帰るころには痛みが全くないかのように歩いておられました。サポーターを日常生活では外すようにしていただき、1週間に1度の通院と、1日5分だけ自宅での運動を行っていただきました。

サポーターを外して生活しているにもかかわらず、膝の痛みは徐々になくなり、次第に普通に歩けるようになりました。3週間ほどで、膝の痛みがなくなり、ダンスの練習も再開できるようになりました。

サポーターの役割とは

サポーターはあくまで身体をサポートするものです。身体の足りていない機能を補うものです。サポーターをつけていれば治るというわけではありません。膝の痛みがマシになったとしても、身体の機能を取り戻しているわけではないのです。

サポーターは本当に関節にやさしいのか

サポーターは身体の足りない機能を補ってくれているので、関節にやさしいような気がするかと思います。よく考えてみて下さい。サポーターをしてスポーツを続けている方は、いつまでもサポーターをつけています。挙句の果てに、膝の変形が進んでしまい手術を受けられている方も多数いました。サポーターをつけることで、身体の機能を取り戻す機会を失い、更に悪化するのであれば、関節にやさしいとは言えないのではないかと思います。

サポーターは膝の回復を遅らせることもあります

サポーターは膝の機能を助けてくれるわけですから、必要な機能を身体が使う必要がなくなります。使わなければ身体は衰えていきます。そういう意味では、膝を回復させるために使っているサポーターが、膝の回復を遅らせてしまうことにもなるわけです。

スポーツ以外の必要ない時は、サポーターを外してもいいのではないでしょうか

  • サポーターをつけずに動くのは怖い
  • つけていなかったら膝が不安定で
  • 予防のためにつけている
  • 前に膝を痛めて、心配なので

様々な理由でサポーターをつけられていると思います。スポーツをする上で必ず必要なのであれば、装着してもいいと思いますが、絶対!でないのであれば、外せる時は外しておいた方が、膝のためには良いのではないでしょうか?自分の身体は自分で守らなければいけません。

あくまでサポーターは身体の足りない機能を補っているだけです。サポーターを使わずに、足りていない機能を取り戻すことも可能だと思います。できることならば、サポートしてもらうのではなく、自分の身体の機能で身体を支えられる方がいいのではないかと思います。過度にサポーターに頼ると、身体が弱ってしまいますので、外せる時は外してみではどうでしょうか。

おすすめのサポーターは

ここまで読んでいただいて、サポーターはなくてもいいのではないかと感じた方もおられるかもしれません。どうしてもサポーターが必要という方もおられると思いますので、どのような物がいいのか考えてみました。

『何かをサポートする機能がついていない、膝を温めるサポーター』

スポーツ店などに置いてある、おそらく一番安いサポーターです。特にメーカーとかは関係ありません。何かをサポートする機能がついていると、自分の身体の機能が低下しますので、「モモの筋肉をサポート」「膝がブレにくい」「関節を安定させる」などの機能はついていなくてもいいかと思います。『膝を温める』という機能は、血流が良くなったり、周りの筋肉を動きやすくする作用がありますので、あっても害はないと思いますので、そういうサポーターをおすすめしたいです。

サポーターをつけた方がいいという意見もたくさんあると思いますが、一つ参考にしていただければと思います。

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