膝痛
なぜ膝に痛みが出る人が多いのか。これは身体のしくみを知っている必要があります。テーピングやサポーターをしてスポーツをしている人は、もしかしたら膝が悪化しているかもしれません。間違えた動き方をしなくなれば、膝の痛みに苦しむことなくスポーツを続けられると考えています。
ダンスを踊っていて左膝に水が溜まって、動けない
サッカーをしていてオスグッドになった
新体操をしていて、膝が痛くなり、歩くのも自転車も辛い
大阪マラソンを走っていて膝の外側が痛くなった
ダンス公演の練習中にジャンプしていたら、激痛で練習ができなくなった
左膝の痛みの方はこのようにして改善しました
膝に水が溜まって、抜いてもらってを繰り返していました。ダンスの舞台があるのに、膝の曲げ伸ばしだけでも痛く、お客様に見せられるパフォーマンスが出せないと悩み、来院されました。
骨盤、胸回りが動きにくくなっており、片足立ちをするとつま先に体重がかかり、膝への負担が大きくなっていました。原因は内臓の疲労、体幹・お尻の筋肉が使えていないことでした。内臓(肝臓、心臓、胃など)の調整、骨格(股関節、足回り)の調整を行うことで、膝への負担を減らしていきました。運動はモモ裏と殿筋を中心に、体幹を安定させられるように行うことで、3週間で膝の痛みなく動けるようになりました。
ダンスの舞台でも膝を気にせずにパフォーマンスを発揮できました。
膝の内側が痛い方はこのようにして改善しました
ダンスで片足で飛び跳ねる練習をしてから膝の内側が痛くなりました。膝の痛みで足を引きずって来院されましたが、大会が2週間後に迫っていました。
立っている姿勢は腰椎(腰骨)が反っており、片脚に体重をかけてもらうと膝が内側に捻れていました。原因はお腹のインナーマッスル・お尻の力が弱いこと、内臓疲労によるものでした。内臓(胃、心臓、腎臓)の調整、経絡(大腸経)の調整、大腰筋の調整を行いました。骨盤と背骨の動きを改善する運動を行うことで、膝の痛みが改善されました。
2週間後の大会では膝の痛みが出ずに踊れ、優勝できました。
膝が痛くなる原因
立っている姿勢、歩き方、走り方、止まり方、ジャンプの仕方の癖により、膝を痛めます。筋肉を傷めている場合、関節に炎症が出ている場合、靭帯を傷めている場合がありますが、全て動き方の癖が原因です。
- 左右のアンバランスが膝の痛みを引き起こす
- ブレーキの筋肉をよく使う
左右のアンバランスが膝の痛みを引き起こす
人には利き手があるように利き足もあります。ボールを蹴る足が右だから右効きとかではなくて、身体を支える時に、その人が支えやすいかどうかです。これは骨盤の歪みとも関係しますが、誰にでもあるものです。弱い側は不安定で支えにくいため、基本的には強い側で支えます。「筋力が弱いから」とか「筋肉が硬くなっているから」とか言われますが、強い側の膝を痛めることが多いです。
ブレーキの筋肉をよく使う
膝には前側の筋肉と後ろ側の筋肉があります。膝を痛める人は、歩いたり、走ったり、止まる時に前側の筋肉を使っています。膝の前側の筋肉は運動学的にはブレーキをする筋肉です。歩いたり、走ったり、前に進みたいのにブレーキをかけながら進んでいる感じです。当然ですが、進みにくい上に負担が大きくなりますので、膝を痛めやすいのです。
病院、整骨院での膝痛に対する治療方法
病院では、痛み止めの薬や湿布、注射をすることが多いでしょう。これらは痛みを感じにくくさせるという治療法です。膝に痛みを感じなければ多少は動けるかもしれませんが、効き目が切れてきた時に、痛みが初め以上に強くなっていることがあります。動き方の癖が変わるわけではありませんので、薬の量を増やしたり、湿布が手放せなくなるかもしれません。
整骨院では、膝の前の筋肉にマッサージ、ストレッチ、電気治療をすることが多いです。これらは膝の前の筋肉を一時的に柔らかく治療法です。筋肉が柔らかくなるので、痛みは緩和されるかもしれませんが、動き方が変わるわけではありませんので、また同じように痛みが出ることが考えられます。
軟骨が擦り減ると手術が必要になるかもしれません
膝関節は状態が悪くなると、膝の軟骨が擦り減り、骨同士がぶつかることで骨に炎症を引き起こします。軟骨がすり減り、骨の変形がひどくなると手術が必要になります。
スポーツ整体での膝痛に対する改善方法
- 身体の状態を分析し、原因に対して調整する
- 動きの癖を変えるために、運動を行う
当院では、あなたの動き方にどのような癖があり、どの動きが膝を痛めているのかを分析していきます。まずは膝の痛みをなくすことを優先します。膝に負担がかかっている原因に対して、内臓、筋肉や骨などを調整していきます。膝はほとんど触りませんが、原因となる部位を調整することで再発しにくい身体に変えていきます。
動き方の癖が膝痛を引き起こしてしまう原因にもなりますので、膝に負担のかかりにくい動き方を身につけていただくために、運動を行います。膝に負担の少ない動き方を身体が覚えることができれば、膝の痛みは軽減していき、それが再発予防にもつながります。
膝の負担が大きくなり、膝を痛めているということは変わりませんが、人それぞれ、根本となる原因が異なりますので、施術方法や運動方法も異なります。あなたの身体に合わせた方法で膝の痛みを改善していきます。
膝の痛みでお悩みの方へ
初めまして、院長の中野充容です。
当院にご来院下さる膝の痛みでお悩みのお客様は病院、整骨院、カイロ、マッサージに通っているのに、症状が改善しなくて「諦めていました」という方が多いです。
通院しているにも関わらず、症状が改善しなかったのかは「本当の根本原因に対して施術ができていない」からです。
当院では、「本当の根本原因」を見つけることを最優先に考えています。そのため、通院していただいている90%以上の方が1~2か月で悩んでいる症状が改善しています。これは根本原因である「身体の癖」に対して必要な整体・運動を行っているからです。
「私と一緒に痛みなく動ける身体を取り戻しましょう」
皆さんが悩まれている膝の痛みは生活習慣によって症状が出ていることがほとんどです。「飲食物」「嗜好品」「ストレス」等だけでなく、「姿勢」「歩き方」「スマホ」など、生活におけること全てを含みます。
生活の中のどこに身体が不調になる原因があるかを分析し、根本原因に対して、整体・運動を行います。根本原因がなくなれば、症状がなくなるだけでなく、再発しにくい身体を手に入れることができます。
痛みを気にせず全力で動けるようになってほしい。自分の満足できるパフォーマンスを発揮できるようになってほしい。その一心で患者様に接しています。
「本当に改善するか心配だけど・・・後悔したくない。」不安をお持ちの方はスポーツ整体院Qualita Naturaleに一度ご相談下さい。
私と一緒に頑張ってみませんか?あなたのお役に立てるご縁を頂けることを切に願っています。