アキレス腱(踵)の痛みで治療を受けているのに、「なかなか改善していない方」「安静にして痛みは一旦なくなったけど、復帰したら再発した方」「アキレス腱が痛くなって、どんな治療がいいのか知りたい方」に是非読んでいただきたいです。現在受けている治療があなたのアキレス腱の痛みに合っていない、または痛みが出ている原因に対して治療ができていないのかもしれません。受けている治療はアキレス腱、ふくらはぎに対するマッサージやストレッチではないでしょうか?このような治療を受けていてアキレス腱の痛みが改善したというのを聞いたことはありません。

なぜ、アキレス腱に対するストレッチやマッサージの治療では痛みが改善しないのか?

どのようにすればアキレス腱の痛みが改善するのかを考えていきましょう。

  1. スポーツ選手に多いアキレス腱の痛みはなぜ改善しないのか?
  2. アキレス腱の痛みに対する間違った治療方法。アキレス腱にストレッチしていませんか?
  3. アキレス腱の痛みを改善するための施術方法
  4. 野球選手、陸上選手(中長距離)のアキレス腱が痛くなっていた原因
  5. 治療方法によって、改善する期間は大幅に変わります

スポーツ選手に多いアキレス腱の痛みはなぜ改善しないのか?

アキレス腱の痛みが改善しない理由には主に2つあります。

  1. アキレス腱に痛みが出ている原因がわからないまま治療している
  2. 本当に「安静」なのか

1.アキレス腱に痛みが出ている原因がわからないまま治療している

これは治療する側の問題です。おそらく、アキレス腱やふくらはぎの筋肉が硬くなっているのが原因だと言われ、アキレス腱の周辺のマッサージやストレッチを受けているのではないでしょうか?アキレス腱やふくらはぎの筋肉が硬くなっているのは原因ではなく結果です。走った後にモモが疲れたり、重たいものを持った後に腕が疲れて筋肉が硬くなっているのと同じです。それに対して筋肉を直接柔らかくするだけというのは原因に対する治療にはなりません。

2.本当に安静なのか

整形外科や整骨院で「痛みがなくなるまで安静にして下さい」と言われたりしていませんか?そう言われて、練習を休んだり、走るのを控えたりしているかと思います。当然ですが、立ったり、歩いたりはしていると思います。アキレス腱の痛みがある人は立ったり、歩いたりするだけでアキレス腱、ふくらはぎの筋肉を使っているので、安静のように見えて、本当の安静ではないのです。動くということがアキレス腱の負担になっているので、なかなか改善しないのです。

当然、動かないわけにはいきませんので、歩く、立つだけでもアキレス腱の負担を減らしていく必要があります。

アキレス腱の痛みに対する間違った治療方法。アキレス腱にストレッチしていませんか?

アキレス腱に炎症が起こっている、腱または筋肉が傷んでいるから、アキレス腱に痛みが出ています。傷んでいる腱や筋肉に対してストレッチやマッサージを行うと、どういうことが起こるかご存知でしょうか?

  • ストレッチでは筋肉の繊維を引きはがしながら伸ばします。傷んでいる筋肉を引き伸ばすということは、筋肉を更に傷めつけることになります。
  • マッサージは筋肉の繊維を潰す行為です。傷んでいる筋肉を潰すということは、更に炎症を引き起こす可能性もありますし、筋肉の回復を遅らせることにもなります。

治療を受けた後は一時的によくなったような感じがするかもしれませんが、上記のような理由で、行う治療によってはアキレス腱の痛みの改善を妨げてしまうような治療にもなりえます。あなたのアキレス腱の痛みがなかなか改善しないのは、このようなことが起こっている可能性があるかもしれません。

アキレス腱の痛みを改善するための施術方法

まず第一に考えることは、アキレス腱にかかっている負担を減らすことです。アキレス腱の硬さをなくすことではありません。アキレス腱への負担を減らせることができれば、硬さや痛みは自然となくなっていきます。

まずは原因を探る必要があります。同じ場所の痛みだからと言って、同じ原因とは限りません。アキレス腱の痛みの人全員に同じ治療ではいけないのです。

  • 骨盤の調整が必要な方
  • 内臓の調整が必要な方
  • 膝や股関節の捻れを調整が必要な方
  • お尻やお腹の運動が必要な方
  • 走る時の足の着き方の修正が必要な方など

最終的に姿勢を改善し、歩き方や走り方、動き方がアキレス腱に負担のかからないようにすることが、痛みを改善する上で大切になります。

スポーツ選手のアキレス腱が痛くなっていた原因

野球選手のアキレス腱の痛み

病院で治療を受けて、痛みが引いて復帰したら、アキレス腱の痛みが再発していました。肘を痛めたりでケガが続いており、今受けている治療ではダメかもしれないということで来院されました。

アキレス腱に負担がかかっている原因は、骨盤(仙腸関節)の動きが悪いことで体重がつま先に乗っていました。骨盤の動きを出し、アキレス腱の負担を減らすために必要だったことは、足の立方骨の調整、膵臓の調整、腸腰筋の運動でした。

練習は基本的に休んでもらい、3週間でジョギングやキャッチボールの練習に復帰し、4週間で普通に練習に参加できるようになりました。

ランナーのアキレス腱の痛み

高校へスポーツ推薦での入学が決まり、練習をしていたらアキレス腱の痛みが出て、高校に行ってからも痛みが出ないようにしたいということで来院されました。

立っているだけで踵が浮いており、アキレス腱に負担がかかっていました。足首の固さがあり、足の指と股関節と背骨の動きが悪いことが原因になっていました。それぞれの動きをよくするために必要だったことは、ハムストリングスの筋膜リリース、腎臓の調整、足の舟状骨と股関節の調整でした。

練習は継続して行いながら、3週間でアキレス腱、ふくらはぎが柔らかくなり、4週間でアキレス腱の痛みが出なくなりました。

治療方法によって、改善する期間は大幅に変わります

今の世の中、整骨院はコンビニの数以上にあると言われていますので、アキレス腱の痛みに対する治療方法や考え方も山程あります。安静にすることも、ストレッチやマッサージもそのうちの一つですし、痛みを改善するために必要であれば、それは行わなければなりません。

「試合の日が〇月〇日なんだけど」「早く練習に復帰したい」「いつまでもスポーツを続けたい」というのは、スポーツをしている人にはあると思います。1日でも早くというのが本音でしょう。

それを実現するためには、アキレス腱に痛みが出た原因を見つけることが必要になります。「筋肉が硬いからマッサージでほぐしておきますね。ストレッチしておきますね。」これは原因や改善策を十分に考えておりませんので、整体や整骨院、リハビリで行う治療ではなく、マッサージ屋さんと同じです。施術をする資格を持っている以上は、マッサージ屋さんではいけないですよね。

今受けている治療や、これから治療院を探される方の基準になればと思います。

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