オスグッドの症状で悩んでいたM君は小学生でサッカーをしていました。半年前にサッカーをしていたら、膝が痛くなり、病院を受診するとオスグッドと診断され、整骨院に毎日通ってリハビリをしていました。医師の指示通り、サッカーの練習にも全く参加せず、安静にしてリハビリを続けて約2ヵ月で痛みはなくなり、練習に復帰するとオスグッドが再発。以前と同じようにサッカーを休み、整骨院で毎日リハビリを続けて2ヵ月で痛みがなくなり、練習に復帰しましたが、オスグッドが再発。

オスグッドの痛みが出てから約半年間サッカーができなくて、とても悩んでおられました。

どのような治療を受けていたのか尋ねると、「太もものマッサージ」「膝のストレッチ」「痛い所に電気を当てていた」とのこと。今現在、上記と同じような治療を受けている方、まだ治療は受けていないけど、オスグッドの症状で困っている方は、是非読み進めて下さい。

患者様

M君のオスグッドの原因は何だったのか?

M君の足は左右で太さが違っており、痛みが強い方が細くなっていました。細いということは、あまり力を使えていないことを示しており、検査をしても太ももの筋肉に力が入りにくくなっていました。M君の太ももの筋肉は腰からの神経が届いていない状態で、筋肉に張りがなく、力が入りにくくなっていました。踏ん張りにくい状態でありながら、ボールを蹴ったり、走ったりするのに膝で踏ん張っていたので、オスグッドになりました。

痛めている場所は膝ですが、筋肉の張りをなくしている原因は腰骨の神経にあります。しかし、腰骨を直接調整をしても、太ももの筋肉の状態は回復しませんでした。

どんな施術でオスグッドは改善したのか?

太ももの筋肉の張りが回復した施術方法は、内臓の調整でした。胃と腎臓の調整をすることで、腰骨の動きが改善し、太ももの筋肉の張りが正常に戻るようになりました。内臓と背骨はすぐそばにあるので、深い関係があり、内臓の疲労が出ると、背骨の動きが悪くなりやすいのです。

胃の疲労は、毎日お菓子を食べることにありました。お菓子には糖分がたくさん入っていたり、添加物が入っていますので、消化するのにエネルギーが必要になります。それを毎日繰り返すことで、胃が疲れて、硬くなっていました。

腎臓は直接的に疲労が出ていたというより、足首の固さから筋肉の癒着(へばりつき)があり、それが腎臓と関係する場所にあることが問題でした。

どんな運動やストレッチをしたのか?

先程、原因として紹介した胃と腎臓のケアをしてもらいました。胃のケアは白湯を飲んでもらうことと、左手に人差し指の横をほぐすことをしてもらいました。腎臓のケアは膝裏の内側をほぐすことをしてもらいました。

運動としては、直接背骨を捻る運動で、特に腰骨を動かす意識で行いました。これは内臓の状態が整っても、背骨の動きまで同じように改善するわけではないために行います。内臓を整えてから背骨を動かす運動を行うことで、本来可能な動きを取り戻していきます。

もう一つの運動は、股関節を使う運動です。オスグッドは膝で身体を支えることで起こる症状ですので、膝をできるだけ使わなくていいようにしたいのです。そのためには股関節で体重を支えられるようになる必要があるのです。

成長は関係があったのか?

「オスグッドは成長痛なので、成長が止まるまで痛みは諦めて下さい」と言われることが多いです。しかし、今回のM君は小学生で、成長期と言われるほど、急に身長が伸びている時期ではありませんでした。まだ普通に背が伸びている段階でこれから成長期が来る予定です。

成長痛であれば、今回のようにオスグッドの痛みは改善しないはずですので、成長期だからオスグッドになるわけではありません。成長痛だからと諦めている方、諦める必要は全くありませんよ。

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