整形外科で「分裂種子骨」と診断され、「分裂した種子骨はくっつかない。骨の痛みだから今は安静にしていて下さい。一生全力で走ることはできないでしょう」と言われた大阪市都島区のサッカー少年。

そのように言われた後日に来院されたので、すっかり元気がありませんでしたが、痛みなく全力で走れるようになりました。

整形外科の先生の診断では、種子骨が割れたのは今ではなく、以前からあったような状態だということでした。症状が出始めたのが1週間前なので、最近種子骨が割れたのであれば、動いていなくても激痛がはしっているでしょうし、腫れや炎症が出ているはずですが、そういった症状はみられませんでした。おそらく種子骨の痛みではないだろうと考えました。

なぜ種子骨の場所が痛くなったのか?

立っている姿勢、歩き方、動き方に問題がありました。

「立っている姿勢」では、つま先の内側に体重がかかっており、一番体重がかかっている場所が種子骨のある場所でした。

「歩き方」を見ていると、足の親指を上げて痛いところにできるだけ当たらないようにして歩いていました。その歩き方をしていると一時的には痛みのない歩き方をしているのですが、実際は痛みを悪化させてしまう歩き方になっていました。

「動き方」は伸脚(学校の体操などで行っている)をしてもらうと、膝が内側に入り、つま先の内側で身体を支えていました(偏平足になりやすいパターン)。

立っている姿勢、歩き方、動き方とも、足の親指の付け根に体重がかかっているため、種子骨の場所が痛んでいました。

足の親指の付け根の痛みはどのように施術したのか?

親指の付け根に体重がかからないようにするためには、股関節を外に開けるようにすること、足の指を曲げられるようになること、体重を踵に乗せられるようになることが必要です。

そのために股関節、骨盤調整を行い、体幹の筋肉、モモの裏の筋肉の調整を行うことで、股関節や足の指の動きを改善していきました。それだけで押さえた時の痛みは軽減しており、親指も曲げやすくなっていました。

これらの調整だけで痛みが軽減するということは間違いなく骨の痛みではないとわかり、調整を続けていけば、痛みはなくなり、全力で走れるようになると思いました。

どのような運動で動き方を改善したのか?

痛みが出ないようにするためには、動きの中で踵に体重を乗せられるようにする必要があります。

メインの運動は股関節の運動、モモ裏の運動、体幹の運動です。普段やったことのあるような運動でも、意識して使う場所を変えてもらうだけでも運動の効果は変わります。どこに体重を乗せて動いてほしいのか、どこに疲れがくるように動いてほしいのか、股関節や膝の角度や向きに注意してほしいなど、動き方を改善するために必要なところの運動を行いました。

来院当日の運動後で立っている姿勢は変わっていましたし、痛みも軽減されていました。

どれくらいの期間で親指の付け根の痛みは改善したのか?

1週間です!!

痛みが出て、診断を受けてすぐに来院していただけたので、早く改善しました。以前のブログにも記載しましたが、痛みが出たら、早く対処する方が痛みは改善しやすいです。

1週間後からサッカーの練習が始まり、できるだけその日に間に合わせたいということで、自宅での運動も頑張ってもらいました。お伝えした運動を1日3回くらいは行ってもらいました。1日3回とは言っても、1回5分以内で終わります。でも、続けなければできないことなので、本当のよく頑張ってくれたのだと思います。

1週間後に来院された時には、筋肉は柔らかくなっており、股関節も外に広がりやすくなっていました。と当時に、もうすでに痛みなく全力で走って、サッカーの練習もできていると・・・笑。

練習再開までに間に合いましたし、この子が元気にサッカーに復帰できたことがすごく嬉しいです。

スポーツの痛みで困っている人が復帰できるように、これからも頑張っていきます(^^)/

喜びの声

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